FUMIEの、パソコンの使い方ブログ(旧:さとさの、パソコンの使い方ブログ)

主にパソコンの使い方や、日々感じたこと、気づいたことを発信していくブログです。夢のために日々行動しています。

エクセルにCMYKがある事について

皆さんこんばんわ、FUMIEです!

早速ですが、昨日お話した、RGBとCMYKの事、皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか? 

satosa.hatenablog.com

 実は、私は普段、ブログで講座を投稿する際、Windowsのパソコンを使用しているのですが、もう1つアップル社のiMACを所持しています。

どちらのパソコンにも、オフィスソフトがインストールされています。

それで、今日何気なく、Mac版のエクセルを開いて、セルの塗りつぶしをしようと色の設定画面を開いたら。

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あったんです、CMYKの設定画面が。

 

何故。

 

Mac版にあるならWindows版にあったって良いじゃないですか。

確かに、Macというのはデザイナーさんなどのクリエイターの方が使用する事が多いパソコンです。CMYKの設定画面があっても何ら不思議じゃありません。

しかし、通常は会社で資料を作る時、使用するパソコンの大半はWindowsだと思うのです。

(中には、事務仕事でもMacを使用する会社もあるかもしれません)

人の目に映るものを紙媒体で作る事が全くない会社なんて、昔も今もまずないでしょう。

けれど、こうして同じソフトでもWindows版とMac版で仕様が違う。

これは、オフィスソフト代表と言っても過言ではないMicrosoft Officeとしては如何なものか。

多少レイアウトの違いは良いけれど、機能的仕様は同じにして欲しいなあ、と思うのです。

 

とまあ、思いの丈を暴露したところで、私は思ったのです。

『この間まで描いていたイラストを、MacExcelCMYKにしたらどうなるのか』と。

それで、やってみたのです。波模様の部分だけ、CMYKにして。

結論としては。

 

CMYKの設定が機能していない。

 

機能していないというか、詳細を話すと、1回CMYKで色を設定し直して、もう1度色の設定画面を開くと、全く同じ色調、明るさ、彩度の色でRGBとして設定し直されてるんですよ。

え、CMYKの設定画面がある意味は…?

CMYKで設定した色がRGBに変換されているならまだ良いんです。

でも、まったく同じ色で設定し直されてるので、いざ印刷したら、また違う色になるわけです。

もう1度言いたい。

 

CMYKの設定画面がある意味は?

 

設定画面を作るのなら、機能だって伴って欲しいと思うのは私だけでしょうか?

これがきちんと機能して、Windowsでも使えるようになったら、普段お仕事やご家庭でオフィスソフトを使って印刷物を作っていらっしゃる方は、だいぶ助かる気がするのですがね…。

 

それでは、今日はこれで終わります。

また明日お会いいたしましょう。

 

 

RGBとCMYKについて

皆さんこんばんわ、FUMIEです!

早速ですが、下の画像をご覧下さい。

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ついこの間まで描き、昨日色の修正をした金魚のイラストを、実際のインクジェット対応ハガキに印刷したものをスキャンしました。

左側が修正前、右が修正後です。

昨日修正した波模様の部分をご覧下さい。

修正前は、画面上だと綺麗なグラデーションがかかっていました。

下図は修正前のイラストです。

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しかし実際に印刷してみると、グラデーションが潰れてわからなくなってしまっています。

それに対し右側の修正後のイラストは、画面上だとかなり明るい水色のグラデーションになりましたが、実際に印刷してみると、程よく綺麗な青になりました。

下図は修正後のイラストです。

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どうですか?色がかなり違うと思いませんか?

実はこの色の違いは、ExcelやWord、PowerPointといったオフィスソフトと、プリンター上の色の表現方法が違うために、起こっているのです。

 

①ライトの発光を利用して色を再現する『RGB』

会社の事務仕事に限らず、年賀状、家計簿、カレンダー作り等、色んな所で使用されるオフィスソフト。このブログの講座では、このオフィスソフト…主にエクセル上での作業においては、何度か色の設定画面を使用して、色を設定した事がありました。

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この色の設定画面における、『カラーモデル』の所を見ると、『RGB』となっています。

このRGBというのは、簡単に言ってしまえば、テレビやスマートフォン、パソコンなどのデジタル画面で使用されており、画面のライトの発光を利用して色を表現している、色の表現方法の1つです。

専門的な話をすると、RGBとは、の3つの原色を混合する、加法混合と呼ばれる色の再現方法です。

このRGBは、デジタルデータで色を設定する際、それぞれの色に0から255までの数字を使用して色を指定しますが、この3つをすべて255で混合すると、白色になります。

ですが、このRGBは先程言ったとおり、『テレビやスマートフォン、パソコンなどのデジタル画面で使用される、色の再現方法』ですので、紙に印刷する為のものではないのです。

 

②インクによる光の吸収を利用して色を表現する『CMYK

RGBに対してよく使われる色の再現方法に、CMYKというものがあります。

このCMYKとは、主に雑誌、Tシャツなどに描かれたロゴやイラスト、新聞等の広告で使用される、色の再現方法の1つです。

専門的な話をすると、Cはシアン(Cyan)、Mはマゼンタ(Magenta)、Yはイエロー(Yellow)という、3色の名前の頭文字と、Kはキー・プレート(Key Plate)という、輪郭や細部を表現するための版(プレート)の頭文字を取ったのが、名前の由来です。

この再現方法は、各色を0%~100%までの間で指定する事で、様々な色を表現します。ただこの表現方法には、『CMYの3色を最高まで混ぜると黒になる』という理論があり、これを減法混合と呼ぶのですが、この3色だけでは、皆さんもよく知っている、あの黒色を表現することは出来なくて、せいぜいちょっと茶色っぽい黒、が限界なのです。

そこで、ちゃんとした黒を表現するために、ブラック(Black)が追加されました。

印刷所やご家庭で使用するプリンターにおいては、このCMYKによって色が再現されています。

 

③色の表現方法が違う!

さて、ここまでお話しすれば、一番最初にお話しした、『画面上の色と実際に印刷した色が違う』事について、大体の予想が出来るのではないかと思います。

単純に、『色の表現方法が違う』からです。

画面上で設定した色は、デジタル画面の光を利用して色を再現するためのRGB方式です。

しかし、プリンターはインクによる光の吸収を利用した色の再現方法、CMYKが一般的です。

ですので、実際にデータを紙に印刷すると、プリンターは、設定されたRGBの色と似た色をCMYKで印刷してくれますが、色の表現が『発光』から『光の吸収』に変わるわけですから、私達の目で見ると、画面上で設定した色よりも濃いものに変わってしまうのです。

 

④じゃあ印刷する際に思い通りの色にするには、どうすればいいの?

作成したデータを、ただ画面上で見るだけの用途で使用するなら、画面上で設定した色のままで良いのですが、いざ印刷ってなると、思い通りの色にならないと困ります。

私が仕事している中であったのが、エクセルの画面上で設定した緑色のセルの中に、数字を黒で打ち込みました。

画面上では、数字がはっきりと読めていました。

ところが、印刷してみると、背景の緑色が濃くなってしまい、中の文字が見えにくくなってしまっていたのです。

会社で仕事する上でも、家で何かを作る上でも、データをカラーで印刷するなんて日常茶飯事。

どうしたら思い通りの色を表現できるのか?

そこでポイントとなるのが、そのデータを使用するのが、『デジタル上』が主なのか、『紙媒体』が主なのかということです。

デジタル上で使用するために作っているなら、仮に印刷で多少色が濃くなっても、それは仕方ありません。

デジタル画面で見ることを想定して作っているのですから。

ところがそのデータを、毎週あるいは毎月、紙に印刷しなきゃいけない場合。

そしてその印刷物を、偉い人が見るとしたら?(会社でよくありますね。)

色が濃くて文字が見づらい、って修正を言い渡されるかもしれません。

あるいは、自分で気づいて修正してまた印刷…ってなるかもしれません。

ただでさえ単価が高いカラー印刷です。何十枚もの印刷ともなれば、それだけで会社の経費、あるいは自分のお財布が痛みます。

ですので、紙媒体を主とするなら、CMYKで色を設定しなくてはなりません。

でも、オフィスソフトではCMYKの色設定はできません。

ではどうするのかというと、CMYKの色を、RGBに変換する必要があります。

 

この変換作業を、無料で、しかも簡単に出来ちゃうサイトがあります。

げんちゃんの配色テスター

先日の修正作業も、私がこのサイトを使用して、CMYKをRGBに変換し、皆さんには変換後の色で修正して頂きました。

画面上で見ればかなり違う色ですが、印刷すれば思い通りの色に近い色になったのではないかと思います。

このCMYKとRGBについては、一方の表現方法の色が、紙の上でわかる本…いわゆるカラーチャートや色辞典が手元にあると、イラストを描いたり資料を作成する上で、とても役に立ちます。

値段は3,000円~4,000円くらいと、少々高めですが、これからの時代で色が新たに追加される、なんてことはなく、ずっと使えるものですので、お手元に1冊あってもいいのではないかな、と思います。

とはいえ、最も良い方法は、オフィスソフトがCMYKに対応してくれる事なのですが。

今のプリンタはCMYKが主流ですし、会社でも家庭でもデータをカラー印刷なんて当たり前の時代です。

何故ここだけズレてるのかなぁ、といつも思います。

オフィスソフト自体は非常に便利なのに、そこだけ残念です。

 

それでは、今日のブログはここまでです。

また明日、お会い致しましょう!

エクセルで描いた金魚のイラストの色を修正する

皆さんこんばんわ、FUMIEです。

今日は、昨日まで使っていたエクセルの金魚のイラストを、少し色の修正をしたいと思います。

何故修正するのか?というと、画面で見た色と、実際紙に出した色はかなり違います。

実際に紙に出した場合の色は、画面で見た色に比べて暗い色になります。

まあ、この理由はまた次回ご説明しますが、今回はひとまず、色の修正を先にやろうと思います。

 

①波模様の色を修正する。

 

なお、この講座ではパソコンやエクセルの用語が使用されておりますので、分からない用語がある場合は、下の記事をご覧下さい。

 

satosa.hatenablog.com

satosa.hatenablog.com

 それでは参りましょう!

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ワードでハガキの文面を作成する。

皆さんこんばんわ、FUMIEです。

本日は、昨日までに描いた金魚のイラストを使って、ワードでハガキを作成したいと思います。

 

①金魚のイラストをワードの文書に挿入する。

②イラストをレイアウトする。

 

なお、この講座では一部、パソコンやエクセルの用語が使用されている部分がありますので、分からない言葉がありましたら、下の記事をご覧下さい。

satosa.hatenablog.com

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 それでは、参りましょう!

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エクセルで絵を描く(フリーハンド編) 最終回

皆さんこんばんわ、FUMIEです!

毎日暑いですが、いかがお過ごしですか? 熱中症や夏バテには気を付けましょう!

 

さて、本日の講座で、エクセルで絵を描く(フリーハンド編)が最終回となります。

次回は、これまでに描いてきた金魚の絵を、ハガキに印刷する方法をお伝えしたいと思います。

それでは、本日の内容をお伝えしていきます。

 

①波模様の影を描く。

 

なお、この講座では、パソコンやエクセルの用語が使用されておりますので、

分からない部分は、下の記事をご参照下さい。

satosa.hatenablog.com

satosa.hatenablog.comそれでは、参りましょう!

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エクセルで絵を描く(フリーハンド編) その6

皆さんこんばんわ、FUMIEです!

今日も前回の続きで、フリーハンドで絵を描く方法その6をお伝えします!

今回の内容は、

 

泡を塗る。

波模様を塗る。

 

となります。

それでは、昨日保存したエクセルデータを開いて下さい。

なお、この講座ではパソコン用語やエクセル用語が使用されておりますので、分からない用語は下の記事をご参照下さい。

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 それでは、やっていきましょう!

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