本屋さんにまつわる話
皆さんこんばんわ、FUMIEです。
本日は、YAHOO!ニュースで見かけた、ある本屋さんに関するニュースをご紹介します。
news.yahoo.co.jp近年、書籍の電子化や通信販売の発達等により、紙媒体の本を、本屋さんで手に取って購入する人は、減少傾向にあるかと思います。
かつては高額だったパソコンも手頃な値段になり、インターネットの利用料金も安くなりました。
また、ドコモやソフトバンクといった会社が提供する通信回線に契約すれば、誰でも手軽にインターネットが出来ます。
故に、本もそんな人々の変化に対応した、新たな姿となって流通してきています。
かく言う私は、週に2回ほど、本屋さんに通います。
電子書籍も買いますが、それは主に漫画や小説が多く、それ以外は紙で買います。
その違いは何なのかというと、紙媒体で購入したものは、重要だと思うところにマーカーで線を引いたり、付箋を付けたり出来ます。
専門書だと、特にそういった工程が必要不可欠になる場面が多いので、自然と紙の本を買うことになります。
あとは、紙をめくる感触が、専門書を読む上では重要だと、私は考えています。
積み重なった紙の厚みで、今自分が、どこまで読み進めているのかが一目でわかりますから。
ところで、いざ本を買うとなったら、実際に中身を試し読みしてみたくありませんか?
通販で本を買う時も、試し読み出来る本もありますが、出来ない本もあります。
なので、本屋さんで試し読みをした上で、本屋さんより安く買える通販で本を注文する人もいます。
しかし、本屋さんとしては、出来れば自分のお店で購入して欲しいと思っていると思います。
本を購入する為の方法が多様化する中、本屋さんは差別化を求められています。
本を売るだけではない、通信販売や電子書籍販売にはない、プラスアルファの価値。
自分のお店で本を買って欲しいけれど、お客さんがなかなか来ない。あるいは、お店には来るけれど、購入までには至らない。
技術の進歩は望ましいですが、その裏では、今まで当たり前としてやってきたことに変革が必要だと感じ、足掻く人達がいます。
その中で、このニュースに出てくる本屋さんも、本屋という世界に新しい風を巻き起こそうとしています。
大人のための、絵本の読み聞かせや、一人芝居などを行う企画です。
今、絵本とは子供が読む物とは限りません。大人でも読んでいる人はいるし、大人向けの絵本もあります。
私も、何年か前に、書店である絵本を手に取りました。とてもとっても怖い絵本です。
文を書いたのが、あの京極夏彦さんで、絵はその文章の雰囲気を損なわないくらいリアルに描かれていました。
私はその絵本を試し読みしましたが、実に怖かったです。子供向けにするには少し厳しい内容だと感じました。
でも不思議と、絵本の世界に引き込まれてしまうのです。
ですので今は、あの時は購入しなかったけれど、もしまた、どこかで出会うことがあれば、その時は購入しようと思っています。
皆さんも、たまには本屋さんに足を運んでみませんか?
また、どんな本屋さんだったら、足を運びたいと思えるでしょうか?
それでは、今日はこの辺りで。