ネットで知らない内に個人情報を晒されていることの怖さ
皆さんこんばんわ、FUMIEです。
ここ連日よくニュースになっているのが、東名高速道路での追突事故の件。
テレビを見ていると、『これは殺人ではないのか』とか、色々言っている方も居ますが、日本の法律上、結構難しいところですよね。
逮捕された方の行いを見れば、確かに殺人に等しい行いと思えますし、追突してしまったトラックの運転手の方も、ある意味とばっちりと言えるのかもしれませんね。
それで、テレビで公表された逮捕された方の情報を元に、同じ苗字、住んでいる地域等で、事件とは全く関係のない方の勤務先などの情報が、勝手にSNSで公表された上、逮捕された方の血縁者であるという、事実とは全く違う事を拡散されて嫌がらせなどの電話を受けているというニュースが出ています。
被害に会われた方は会社の社長さんということで、会社の名前や社長の名前、事務所の所在地などは、インターネット上に掲載されていますが、血縁なんて赤の他人には知ることも出来ません。完全な嘘です。
これによって思うことを、ちょっと書いてみたいと思います。
ツイッターやFacebookなどのSNSに於いては、不特定多数の方が自分の発言を目にします。
ですので、アップする写真や文章には、個人情報を特定されない工夫が必要です。
例えば、車のナンバーをぼかしたり、住所などが映っているならその部分をぼかしたり。
細部まで気を配る必要があります。
ただ、それは自分の手で自分のちょっとした情報を拡散する場合です。
これが、自分の知らない全くの第三者か、自分の知り合いだった場合、そのさじ加減は拡散する本人が決めます。
今回のように、全くのデタラメと一緒に拡散される場合もあります。
自分の知らない内に、自分の偽の個人情報が、無限にあるインターネット社会に、まるで事実であるかの様に拡散される。こんな恐ろしいことはありませんよね。
SNSを利用する際には細心の注意を払うべきです。
ただ、今回の様に全くのデタラメを、まるでそれが真実であるかのように拡散されてしまう場合も、決してゼロとは言い切れません。
そんな行為が発覚した時は、すぐに警察に電話して、犯罪防止などの対応をしてもらって下さい。
大抵の人は、個人情報を勝手に拡散する事はしてはいけないということを理解していますし、ましてやでたらめな事を言いふらすなんて、実際に行動を起こすことはありません。
ですが、そういった事を面白半分にやったりする人は絶対に居ます。
ゼロということはあり得ません。
中には拡散された情報を信じ、正義感から今回のニュースに取り上げられているような事をする人もいます。
インターネット社会の存在が当たり前になった近年においては、善悪の判断や、今見ている情報が正しいかどうかの判断よりも、自分が面白いかどうかが優先されがちです。
このブログを見ている皆さんは、人に嫌がらせをしたりする方ではないと思いますが、どうか、インターネット上で公開されている情報を鵜呑みにせず、必要ならば生の情報を、自分の手足で集める事を心がけて欲しいと思います。
もちろん、人に迷惑をかけない範囲で。
それでは、今日はこの辺りで。
またお会い致しましょう!